丸鋸の使い方 Circular Saw

はじめに

初めての電動工具はインパクトドライバーが多いと思いまうすが、二番目に手にするのが丸鋸ではないかと思います。
このページでは、その基本的な使い方を紹介したいと思います。

丸鋸各部名称

  • 鋸刃本体
    一番重要なパーツでこの円形の先についたチップで素材を切ります。
    チップの数やチップの種類などでいろいろな種類があります。
    目的に合った刃を使用してください。
  • 安全カバー
    鋭い刃をカバーしている保安部品で、使用していないときに刃をカバーするのと、回転している刃が余計なものに触れないようにプロテクトしてくれます。
  • ベースプレート
    切ろうとするときに、丸鋸本体を素材の上を滑って切っているときに支えてくれます。ここも重要な部品の一つで、落としたりすると歪んでまっすぐ切れなくなります。
  • ハンドル
    ここを握って丸鋸を操作します
  • 角度調節つまみ
    素材に対しての丸鋸の歯の角度を調節できます。斜めに切りたい時などに使います。
  • 深さ調節レバー
    材料に対して刃の入る深さを調節できます。
  • トリガースイッチ
    引くと電源オンになって鋸刃本体が回転します。

鋸刃の交換の仕方

切断する材料や仕上の方法によって、刃を変える必要があるのと、使っていると刃も切れなくなりますので交換の必要が出てきます。
下記の手順で交換してください。

  • 電源コードをコンセントから抜いてください
    といっても抜かずに交換する人もいると思いますが、安全のため抜いたほうが身のためです。
  • 赤いところを押し込んで刃の回転をロックします。
    刃を手で回らないように掴んで緩めても緩みますが、なかなかトリッキーなのでレバーを押し込むことをお勧めします。
  • 2枚目写真の真ん中のボルトを緩めます。
    この165の丸鋸は10mmレンチで緩みます
  • 三枚写真 ボルトを外すと鋸刃を抑えているフランジが外れます
  • カバーを挙げて鋸刃を外してください。
  • 逆の手順で新しい刃を取り付けてください。

丸鋸の使い方

これで丸鋸の大部分を把握できました、素材に合った刃を選んだら、いよいよ切断作業に取り掛かりまショウ!
まず最初に、切断したい場所に印を付けましょう。
0°の印、またはベースプレート上の2つの「ノッチ」に注意してください(写真参照)。
これは刃が材料を切断する位置の目安になります。
ガイド定規などを使わずに手で切断する場合は、常にこの0°の印(写真のオレンジの部分)に沿って作業するようにしましょう。
また、横から刃と書いた印を見て切り進めることもできますが、こちらのほうが難易度が高いと思います。

注)写真オレンジの部分は事前に調整しておく必要がある場合があります。
  • 切断したい場所に印をつけます
  • 刃の深さを調節します。
    余計なものを切らないように材料の厚み+1、2ミリくらいがちょうどよいと思います。
  • 角度を設定します。(斜めに切りたい場合)
  • ベースプレートを材料の上に置きます。
    その時に刃が材料に触れないようにします。
  • トリガーを引き刃が回転しだし、適切な回転速度になったら丸鋸を材料に押し込んでいきます。
    材料に回転の前に刃を押し当てていると、回転と同時に丸鋸がはじかれてケガをしたり、刃のチップが飛んでなくなってしまったりするのでこの部分はかなり重要です。
  • 材料の切断が終わったら、回転したまま丸鋸を動かさずにトリガーを離し回転が止まってから丸鋸を動かします。
    これは、回転している間に材料から抜こうとしたり、すると材料を痛めたり、刃の回転で思わぬ方向に丸鋸が走ってけがを防ぐためです。

最後に

丸鋸でまっすぐ切るのはなかなか難しいので便利な補助具も販売されています。

写真のような定規などが別売りで売られています。

下に行くほど精度が良くなりますが、お値段もなかなかよくなってきますねやっぱり。

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