三菱FUSO キャンター エアコンコンデンサーファンモーター交換
はじめに
仕事で山形に行った際に、運悪く山形の豪雨とじきがかさなってしまい、現場から出る際の水たまりでコンデンサーファン水没でのファンモーター交換です。オチがありますがご了承を、、、
必要な道具、材料
- プラスドライバー No.2
- 10mmレンチ
- 14mmレンチ
- 8mmレンチ
- コンデンサーファンモーター
- ロックタイト
手順1
まずはキャブを上げます
- 緑色のロックレバーを上に引きながら青のレバーを持ち上げます
- オレンジ色のキャブ安全ロックレバーを手前に引きながら、手前に持ち上げた青色のレバーでキャブを持ち上げます
注:この時めいいっぱい前方に持ち上げて、ロックのかかるまで持ち上げてください。
そうすると、エンジンなど機械部分がもろもろ見えてきます。
手順2
助手席前方にある、何やらファン付きのラジエターのようなものがエアコンのコンデンサーです。
これのファン部分を外していきます。
- 邪魔そうなのでゴムのプレートを黄色のスクリューをプラスドライバーで外していきます。
- 外れました(いろいろ外れちゃってますが、、、、)
手順2
ファン本体を外します
- ファン本体を外す時にスペースを作るためにABSのセンサーの線とコンデンサーを固定しているフレーム固定用の青丸のボルトを外します。
この時にABSの配線も外しておきましょう - 写真左の青丸の部分はファンモーターの配線が固定してあったところですが、ファン本体を外す時に邪魔になりそうなので、配線を外した後に、少し後方に曲げておくとファン本体が取り出しやすくなると思います。
- ファン本体を止めているボルトを10mmのレンチで外していきます。
写真下、緑のボルトは簡単に取れますが、
写真、真ん中の青丸のボルトと青の→奥のボルトは隙間がなく
緩めにくいです。→奥のボルトは究極緩めずらかったです。 - ファン本体自体も、隙間がなく取り出しにくいですが、先ほど自由が利くようにしたフレームを引っ張るようにして、手前側を車体後方にずらすようにしてやると外れやすいと思います。
手順3
ファン本体からファンとモーターを外します
- 赤丸のナットを8mmのレンチで緩めてファンを外します。
この時に3枚目の写真緑↑のスペーサーが入ってますのでなくさないようにしてください。
- ファンモーターを固定している黄色のボルトを8mmレンチで外していきます
- 新しファンモーターを取り付けた写真です。
ファンを取り付ける前に緑↑のスペーサーを入れ忘れないようにしてください。 - ファンモーターの取付、ファンを取り付ける際には、ロックタイトなどのゆるみ止めを使用してください。
手順4
逆の手順で組付けます
- 組みつけた写真です
- 本体を取り付けているM6のボルト(10mmの頭)もゆるみ止めがついていたのでロックタイトを使って止めていきました。(必要?と思いましたが)
最後に
ファンモーターを交換して試運転をしたところ、交換したにもかかわらずファンモーターが回らないじゃないですか!?
????????頭の中が???????
助手席のヒューズは初めに確認してどれも切れてなかった。?????
あれこれ悩んでいると、この車両にはユニックがついているのですが、そのアウトリガーの下にヒューズboxらしきものがついています、
まさかの八兵衛、エアコンとは別にファンモーター単体のヒューズがついてました。
そこの切れたヒューズを交換したら無事にファンは回りました。
外した古いファンモーターもバッテリから直接つないだらなんてことはないふつーに回ってました。
なんでやねん!!!モーター交換いらなかったでしょ!
ファンモーター新しくなったら起動音は静かにはなりました。
写真はヒューズboxとヒューズの位置
- ヒューズbox、車内にほかのヒューズと一緒に取り付けてもらいたい
- オレンジの○20Aの黄色いヒューズがエアコンコンデンサーファンのヒューズ