石膏ボードの壁の穴を修理する
石膏ボードの壁の穴を修理する
はじめに
子供の喧嘩やイライラして壁に穴を開けちゃったり、物をぶつけて壁に穴が開いてしまった利することがあると思います。
でももう平気ですこれで穴の修理ができます。
必要な工具、材料
工具
- 電動ドリルドライバー
- カッターナイフ
- 石膏ボード用ノコギリ
- パテ用ヘラ
- ノコギリ
材料
- 下地よう木材
- 石膏ボード固定用ビス(25〜35mmくらいの長さのサラビスで頭の裏側が平らな物)又は石膏ボード用釘
- 石膏ボード用パテ(石膏)
- 石膏ボード
- ジョイントテープ
- 100〜120番紙やすり
手順1
- 穴のサイズを測り穴よりも少し大きめに石膏ボードを切ります
(切る時のコツとしてはカッターで数回切れ目を入れたら反対側におると簡単に切れます)
手順2
- 手順一で切った石膏ボードを穴の上に次の手順で切る時にわかりやすい鉛筆でマークします。
手順3
- 手順2でつけた印に沿って石膏ボード用鋸で石膏ボードを切っていきます。
注意!! 壁の中に電気配線や水道配管 その他の配線配管が埋まっている場合もありますのでそういった類のものを切ってしまわないように気を付けて切ってください。
手順4
- 木材を石膏ボードの穴よりも10センチくらい長く切ります。
- 手順3で開けた穴の内側に手順1で切った石膏ボードを取り付けられるように、下地の木材を取り付けます。
- ビスを打つときは石膏ボードの表面より僅かに凹むようにビスを占めます。
- ビスを打つ場所も石膏ボードを切断した直ぐ間際にビスを打つと石膏ボードが割れてビスが効かなくなるので注意してください
- 石膏ボード用の釘を使うときも同様のことを注意してください
手順5
- 手順1で切った石膏ボードを穴に入れてビスで止めていきます
- このときも手順4の時と同じようなことを注意しながら止めていってください
手順6
- ジョイントテープ(補強、パテの乗りをよくするもの)を写真のようにつなぎ目に貼っていってください
手順7
- 石膏ボード用パテを塗って貼り付けたボード、ジョイントテープが隠れるようにパテを塗ります。
- パテ塗りのポイントとしては、次の手順でパテを凸凹なくなるように、サンドペーパーで削るので、できる限り平らに凹凸なく仕上げられれば、次の工程で楽になります。
- 使用するパテのメーカー説明書に従って、2度塗りが必要な場合は、2回目の塗布をしてください。
今回の作業の中で一番難しい(コツのいる)作業になると思います。
手順8
- 手順7で塗布したパテが乾いたら100〜120番くらいののサンドペーパーで、表面を滑らかになるまで削ります
- 表面がスムーズになるのと石膏ボード表面の紙の部分とパテを塗布した境界線がスムースになれば出来上がりです。
最後に
ペンキ仕上げの壁の場合はペンキを塗れば完成です。
元々の壁が壁紙の場合は壁紙のスペアがあればスペアを貼ってください。
ない場合は壁の石膏ボードを切る前に、かなり大きめに壁紙をカッターで切り取り、綺麗に取っておいてください。
取っておいた壁紙をサンディングが終わった、箇所に戻せるようであれば戻せば綺麗に仕上がります。
貼り付けた壁紙のつなぎ目や破れた箇所の、境目はコークボンドでぼかせば目立たなくなります。
別の回で紹介できれば紹介したいと思います。