ダッジバン リアゲート ドアロックアクチュエーター 交換ダッジバン リアゲート修理:部品なし!? 汎用アクチュエーターでドアロックを電動化する極意ダッジバン リアゲート ドアロックアクチュエーター 交換

ダッジバン リアゲート ドアロックアクチュエーター 交換
はじめに
ついにこの時が来ました!我が愛しのダッジバン、その頼れるお尻ことリアゲート。皆さんはご存知でしたか?この子、実は生まれてこの方(つまり私が手に入れた時から)、電気的なロック機能が壊れてるんです!
「何が不便だって?いや、それが大して不便じゃないんだな!」
そう、最初はそう思っていました。何せ、この雄大なボディにふさわしくない、妙にアナログな儀式、「毎回リアゲートだけは手動で鍵を閉める」か、もしくは「まあ、誰も盗まないだろう」と開き直ってロック放置、という豪快な運用で長年乗り切ってきたんですから。もはやそれが日常風景。
しかし、長年の課題を放置し続けるのも、ロマン溢れるアメ車ライフとは言えません。特に、このアクチュエーター、探しても探しても**「見つからない」**ことにかけては、砂漠で水を見つけるより困難でした(大袈裟?いえ、真実です)。
ですが、ご安心ください!遂に私も重い腰を上げ、このダッジバン伝統芸能とも言える「リアゲートロック不調」に終止符を打つべく、立ち上がりました。
この記事を読んでいるということは、あなたも「手動ロック同盟」のメンバーかもしれませんね?大丈夫です!この「見つからない」「直すのが面倒」の二大巨頭を打ち破り、なんとか修理を完了させた私が言うのですから間違いありません。
さあ、このダッジバンの遺伝子に刻まれた呪いのような不調を、あなたの手で解除しましょう!部品さえあれば、あなたにも絶対にできます!(部品探しの苦労は、ここで私が背負いましたから!フフフ…)
必要な道具
- 内装剥がしバール
- 圧着ペンチ
- ニッパー
- プラスドライバー
- インパクトドライバー
- 9.6㎜レンチ
必要な材料
- 平形端子
- セルフドリルビス
- ドアロックアクチュエーター(汎用のもの)
手順1: 内装をはがす
- ドアハンドルを9.6mm(10mmでも代用可能)のレンチで外す
- カバー上部を写真左側から外し下にずらすようにすると外れる
写真はハンドル枠上部は外れてます
- 内装は黄緑の丸のところで金属製のクリップで留まっているので内装剥がしようバールなどで外していきます
写真は外して部品交換した後のものでしてごめんなさい
手順2:壊れたアクチュエーターを外す
- 青マルのところで9.6㎜のボルト2本で留まっています
- 外したアクチュエーター
コネクターを流用するため配線チョッキンしました
手順3: 新しアクチュエーターの配線を加工する
- アリエクスプレスで入手したアクチュエーター
ちょっと品質が心配ですが・・・・・
- 手持ちに丸型のギボシがなかったので平形のものを取り付けました
- 外したアクチュエーターから切り離したコネクターも加工しておきます
注:スピーカー配線の様に互い違いにしない、開閉の設定を端子の付け替えで調整するため
手順4:コネクティングロッドを取り付ける
- 黄色丸のロックボタンにコネクティングロッドを金具でつなぐ
- 紫の丸の穴から長めのプラスドライバーで固定金具を取り付けます
- 緑の丸の部分がコネクティングロッドとロックボタンを繋いでいる金具(+ビス3本で留まっている)
注:取り付けるアクチュエーターは直線的にしか動かないのでできる限りまっすぐ動くような場所に取り付ける
手順5:アクチュエーターを取り付ける
- ドアロックの開閉の位置、できる限りロックボタンとの真直ぐな位置を調節して取り付ける
- 付属の穴あきフラットバーで固定するところの補助を作る
セルフドリルねじを使って鋼板にねじ留めする
もっと長いフラットバーを使えばもっと良い場所に設置できたとおもう
- 開閉がほかのドアと同じ方向か確認して配線を繋ぐ
手順6: 内張りパネルを戻す
- 内張パネルを取り付る
- ドアハンドル枠を取り付ける
今度は下側から取り付ける
全て取り付けたら作業終了
さいごに
さて、いかがでしたでしょうか?長年ダッジバンのリアゲートに巣食っていた「手動ロックの呪い」、見事に解除できましたね!
正直、「部品が見つからない」という最初の難関を突破した時点で、勝利は確信していました。だって、この広大なアメリカ大陸(とアリエクスプレス)のどこかに眠っていた部品を見つけ出す能力、それはもう修理スキルの一つと言っても過言ではないでしょう!
作業中、「直線的にしか動かないアクチュエーター」を「どうにかまっすぐ動く位置」にねじ込む作業は、まるで知恵の輪か、あるいはダッジバンからの最後の試練のようでした(まあいつものように大げさでさほど難しくもない)。でも、その甲斐あって、今や我が愛車は、キーレスを押すだけで「ウィィィン!ガチャ!」と、誇らしげに電気的なロック音を響かせてくれるようになりました。もうあの、寒い日に車の後ろに回ってとガサゴソやる手間とはおさらばです!
もしあなたがこの記事を最後まで読んで、「よし、俺もやるぞ!」と立ち上がってくれたなら、これ以上の喜びはありません。このHOW TOは、「難易度★」、つまり「部品さえあれば誰でもできる」ということを証明しています。必要なのは、少しの勇気と、アクチュエーターの配線をチョッキンする大胆さだけです。
さあ、次はあなたの番です!あなたのダッジバンも、この煩わしいアナログ儀式から解放してあげましょう。そして、この新しい「電動ロックライフ」を存分に楽しんでください!
あなたのダッジバンライフに、安寧と電動ロックの祝福あれ!
DIYの輪を広げよう!あなたの経験が誰かの役に立つ!
今回のプロジェクトは、いかがでしたでしょうか?
この記事を参考に、無事に作業を終えられた方も、もしかしたら新たな発見があった方もいるかもしれません。
DIYの醍醐味は、自分で手を動かすことで理解が深まり、より一層愛着が湧くこと。そして、その経験を共有することで、同じようにDIYを愛する仲間たちの役に立てることです。
もしあなたが今回の作業で何か新しい発見をしたり、オリジナルの裏技を編み出したりしたら、ぜひ教えてください!あなたの経験や知識が、他のDIYerさんたちにとって、かけがえのない情報になるはずです。
「こんな工具を使ったらもっと楽だった!」「この手順でやったらスムーズに進んだ!」など、どんな小さなことでも構いません。あなたのDIY体験を、写真や動画と一緒に、コメントやHOW TO でシェアしてください。
また、身の回りのことならなんでも情報をお待ちしています!「こんな施工方法があるよ!」「こんな方法だと簡単だよ!」などなど、あなたの経験や知識を、ぜひ共有してください