SUZUKI キャリーバッテリー交換

スズキ キャリートラック
バッテリー交換
はじめに
「あれ?なんか今日、エンジンの始動音(セルの音)弱くない…?」
7年間、一度もバッテリー交換をしていない愛車(年式?走行距離?そんなの気にしたことありません!)。最近、そんな小さな違和感を覚えつつも、「ま、いけるっしょ!」と謎の自信で乗り切っていました。まるで、健康診断でちょっと気になる数値が出ても「大丈夫、まだ若いし!」とスルーする、あの感覚です。
そんな油断が招いた悲劇は、先日、とある夕暮れ時に起こりました。
急ぎの用事で、車道にハザードランプを点け、20分ほど荷物を降ろしていた時のことです。ハザードランプって、点滅している間は「私はここにいますよー!ちょっと邪魔だけど許してねー!」っていう、一種の主張だと思ってたんです。まさか、あの子たちがバッテリーの体力をジワジワと奪っていくなんて、夢にも思いませんでした。
用事を終え、意気揚々と運転席へ。「さあ、出発だ!」とキーを回した瞬間…
キュル、、キュル、、、、、、キュ、、ル、、、、、、キュ、、、、、・・・・・・
え?何?今の音、完全に「もう無理っす…」って言ってるよね?
何度かキーを回してみるも、エンジンはうんともすんとも言いません。車内には、ハザードランプの点滅音だけが虚しく響き渡ります。
「マジか…7年間無交換のツケが、こんな形で回ってくるとは…」
幸い、交通量の少ない道路だったのが救いでしたが、路上でハザードを点けたまま、完全に動きを止めてしまった愛車。その姿は、まるで「飼い主に放置されて、ついに力尽きた犬」のようでした(うちの犬は元気ですけど!)。
この時、私の頭には一つの考えがよぎりました。
「ロードサービスを呼ぶ?いやいや、待てよ…もしかして、これってDIYでバッテリー交換できるチャンスなのでは!?」
だって、このままロードサービスを呼んだら、時間もお金もかかってしまいます。それに、自分でバッテリー交換できたら、ちょっとカッコよくないですか?(完全に自己満足の世界)
みなさんもこのような経験があるのではないでしょうか???
『え?そんなこと私に限ってあるわけない!!!』って声も聞こえてきそうですが、、、、、、、、
7年間放置した愛車のバッテリー交換に、DIYで挑戦してみることにしました!
DIYバッテリー交換のノウハウを、ユーモアを交えながらお届けしたいと思います。「自分もそろそろバッテリー交換しなきゃな…」と思っているそこのあなた!ぜひ、このドタバタ劇を参考に、DIYに挑戦してみませんか?意外と、楽しいかもしれませんよ!
必要な工具、材料
- 適正サイズのバッテリー
- 10mm スパナ
手順1 バッテリーカバーを外す
- カバーを止めている左右のプッシュピンを引っ張って外します
- 外れました
手順2 バッテリーを外す
- バッテリーのプラス端子を10mmナットを緩めて外します
(必ずマイナス端子から外してください。プラス端子から外すとビリビリの可能性があります)
- マイナス端子を外したらプラス端子を外してください
- バッテリーを固定している金具10mmのナットを緩めて外します
手順3 新しいバッテリーを取り付けます
- 古いバッテリーと新しいバッテリーを入れ替えます
- フックボルトの10mmのナットを絞めて固定します
- まずプラス端子から取り付けます
(必ずプラス端子から取り付けてください。感電のリスクが激減します。)
- 次にマイナス端子を取り付けます
手順4 カバーを取り付けます
- カバーの下側のボッチと車体側の穴を合わせます
- カバーを止めるプッシュピンを入れて固定します
これで完成です
さいごに
紆余曲折ありましたが、ついに7年間放置していた愛車のバッテリーを、DIYで交換することができました!
なんとか無事にミッションコンプリートです。エンジンルームを開けるのすらドキドキしていたあの頃が、今では遠い昔のようです(ちょっと盛りました)。
キーを回した瞬間、ブルルン! と力強くエンジンがかかった時の感動は、今でも忘れられません。「やったー!俺、やったよ!」と心の中でガッツポーズを決めました。あの虚しいキュルキュル音とは、もうお別れです。感無量!
今回、DIYでバッテリー交換に挑戦してみて、改めて感じたことがあります。それは、
「意外と、自分でできることって多いんだな」
ということ。もちろん、最初は不安もありましたが、丁寧に手順を踏んでいけば、特別なスキルがなくてもバッテリー交換は可能です。何より、自分でやり遂げた時の達成感は、お金を払って誰かにやってもらうのとは比べ物になりません。ちょっとした自信にも繋がりました。
もし、この記事を読んで「自分もバッテリー交換してみようかな…」と思った方がいらっしゃったら、ぜひチャレンジしてみてください!最初は戸惑うこともあるかもしれませんが、きっと最後までやり遂げられるはずです。そして、エンジンが無事に始動した時の喜びを、ぜひ味わってみてください。
今回の教訓を胸に、これからはバッテリーのメンテナンスもちゃんと行おうと心に誓いました(たぶん!)。7年間も放置するのは、やっぱり良くないですね(反省)。
それでは、皆さんも安全で快適なカーライフを!そして、バッテリーの寿命にはくれぐれもご注意ください!
P.S. 今回の件で、ハザードランプの使いすぎには気をつけようと強く思いました。まさか、あんなにバッテリーを消耗するとは…。皆さんも、路上での長時間のハザード点灯にはお気をつけくださいね!(笑)