インパクトドライバーの使い方

インパクトドライバーの使い方

はじめに

インパクトドライバーを手に入れたきっかけですか?それは、普通のドライバーでネジを締めようとするたびに「もう手首のが限界、腱鞘炎になっちゃうよー」と叫びたくなる経験が誰にでもあると思います。まるでネジが「お前の実力派そんなもんか!もっと激しく強く締めれないのか、この腰抜け野郎!」と罵倒しかけてくるような妄想に取りつかれたり( ´∀` )、
「見てろよ、しばきたおしてやるぞ!スクリューヘッドめ!」と吐き捨てて、インパクトドライバーという相棒を雇用いたしました。

インパクトドライバーは、その名の通りインパクト(衝撃)を与えてネジを締めるという強力なツール。手回しのドライバーとは月と鼈くらいの差のパワーで、硬い材質でもスイスイとねじが入ってくれて作業が進む優れものです。この記事では、そんなインパクトドライバーの使い方を詳しく解説していきます。では、早速始めましょう!

必要な道具・材料

  • インパクトドライバー 電池式 又は 電源式
    主流なのは持ち運び取り回しに便利な電池式
  • バッテリーと充電器
    セットで購入するとたいていはついてくる
  • ドライバービット、ドリルビット
  • 保護メガネ(必要に応じて)
  • ねじ、ボルトなど締め付けるもの

インパクトドライバーとは

インパクトドライバーは、ネジやボルトを締めたり、緩めたりするための電動工具です。トルクが強力で、硬い素材にも簡単に作業ができます。
一番の利点は締め付け作業が楽になるところですね

ビットの取り付け方法

  • ビットの選択 
    作業に適したビットを選びます。材質や形状によって使い分けることが大切です。
    よく使うのはやはりプラスドライバービットだと思いますが、
    日本でよく使われているのは PH.2 で 同じ番手でも先端形状が数ありますので、ご自身に合ったものを選択されるとよいと思います。
    ちなみに筆者はさきが少し細くなっている物の110mmくらいのをよく使っています。
  • ビットの装着 
    ほとんどのインパクトドライバーは、ワンタッチカプラーになっていて、6.35mmの六角軸のものになっていると思います。
    ビットホルダーにビットをしっかりと差し込み、カチッと音がするまで押し込むと固定(抜けてこない)でできます。
    インパクトドライバーの種類によっては、カプラーのリングを手前に引いて、ビットを差し込むものもあります。
    (写真はマキタのものでリングを手前に引くタイプです)

作業対象の準備手順

  • 清掃と下準備 
    ゴミやほこりを取り除き、必要に応じて下穴を開けておくと材料が割れたりせずにスムーズに作業できます。
  • マークと位置決め
     必要に応じてネジやボルトで締め付ける位置にマークを付け、正確に位置を決めます。

トリガーの引き方とコントロール方法

  • トリガーの引き方 
    トリガーを徐々に引いて回転を開始します。必要に応じてトリガーの引き方を調整し、回転速度をコントロールします。
  • 圧力の調整 
    インパクト本体でビスなどに適度な圧力をかけながら作業を進めます。

安全に使うための注意点

  • 保護具の着用 必要に応じてゴーグル保護などの保護具を着用してください。
    物の本などには手袋着用などと書いてあったりしますが。手袋は回転工具を使う際は巻き込まれて指を折るなどの重大事故につながるので筆者はお勧めしません。長袖も同様にお勧めはしません。
  • 過負荷に注意 無理な力を加えず、工具がスムーズに動くように心がけましょう。ビットが折れたり、ソケットの軸が折れたりします。

最後に

今回はインパクトドライバーの紹介をしました。電動工具はらくちんでとても便利ですが、不注意でけがをすることもあるので、その辺は最新の注意を払って使用してください。と書くとそうなの「危ないならやめようかな」と思う人もいるかもしれませんが、いうほど危なくはないと思います。
使う前に、こうなったら危ないな、痛そうだなと一呼吸考えることで、ほとんどの事故は防げますので、安心して使ってみてください。

トラブルシューティング

  • ビットが緩む 抜ける はまらない
    ビットホルダーがしっかりと締まっていることを確認してください。
    カプラー部の動きが悪いときは、CRCなどの潤滑剤をひとふきすると改善されます。
  • 回転が遅い 
    バッテリーの充電状態をチェックし、必要に応じて交換してください。
  • 丸軸のドリルなどを使いたい
    6各軸のインパクトドライバーに装着できるチャックがありますので使用してみてください。

コツ

  • ビスとビットをまっすぐにする
    一番重要
    ビットとビスを一体ものを作るようなイメージでまっすぐにします。
  • 手のひらで押さないで、親指と人差し指の間で押す
    本体を持つのは小指と薬指を意識してグリップを握るとうまくいきます
    写真にはありませんが、モーターの後ろを空いた手で押して抑えるのも効果的です。

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