京壁(寿楽壁)にペンキを塗る
京壁にペンキを塗る
はじめに
和室の壁の代表各、京壁(聚楽壁)施工したての時は色味もきれいでこれぞ”JAPAN”というような佇まいで、趣がありますが、
年数がたってくるとくすんで汚れて、色もなんとなく黒っぽくなって、表面もボロボロ落ちてくるし
何につけてもへやが、暗ーい、陰気な感じになってきてしまいますね。
中古住宅の我が家にもそんな部屋がありまして、なんとか明るくしたいと考えておりました。
京壁を塗りなおすのもいいですが、今回はお手軽にペンキで色を塗って明るい感じにしようと思います。
ただペンキを塗るのは、ボロボロ壁がはがれてきてしまって、ペンキを塗ることができません。
必要な道具、材料
- ペンキ用ローラー
- ペンキ用刷毛
- ペンキ
- シーラー(プライマー)
- ローラー用トレイ
- 刷毛用のバケツ
- マスキングテープ
- マスカー
手順1 京壁部分にシラーを塗っていきます
- まずは柱との境界線を刷毛でシーラーを塗っていきます
一回目の塗りの時はかなり壁にしみこんでいきます
- 境界を刷毛で塗ったら内側の広い面積をローラーで塗っていきます
おっと!先に内側を塗ってますね。どちらでもいいとは思いますが、境界を先に塗っていったほうが、内側を塗るときにふちに気を使わないでいいので塗りやすいと思います。
- 今回プライマーとして使ったのは、丸長商事さんのパワーテック超耐水、という壁のコート剤です。
他社さんの、プライマーやシーラーより値段が安いのでこれにしました - それと、気になる方は、マスキングテープ、マスカーで、床や柱をきちんとマスキングしてください。
このコート剤は乾くと透明ということで妻と話してペンキ塗るまでに日数も空くから下処理の時はいっか。てなりましたので養生はしていません
手順2 2回目の塗布
- 単純に二度塗りです
完全に乾いてから二度塗りしてください。ということで
夏季 2時間
冬季 4時間
の乾燥時間が必要だそうです
写真使いまわしでごめんなさい
手順3 ペンキ養生
- ペンキを塗りたくないところを、マスキングテープなどで養生をします。
- 床はこぼれたりするので、マスカーや養生ボードを敷いたり、広い範囲で養生するとよいと思います
写真はすでに周りを塗ってあります
手順4 1度目塗り
- ペンキを塗るときも、際から刷毛を使って塗っていきます
- 際を塗り終わったら、内側をローラーを使って塗っていきます
1度で仕上げようと思うと厚塗りになってペンキが垂れてしまって仕上がりがなんともな感じになってしまうので、初めから2度目、3度目できれいになっていればいいという心構えで塗っていくと良いと思います
手順5 2度目 3度目 塗り
- 1度塗りの要領で2度目も塗っていきます
- 2度目塗ってもムラがあるようなら、
3度目、、、、と納得いくまで塗っていきます
ちなみにですが、京壁は表面がざらざらのせいか、3度塗りでもよく見るとムラが見えるような感じになってしまいましたが、ぱっと見は気づかないので、3度塗りで終了にしました。
手順6 養生をはがす
- 際のマスキング、床の養生をはがしたら完成です
最後に
今回プライマーとして使用した「丸長商事さんのパワーテック超耐水」が悪いのか、京壁が悪いのかわわかりませんが、ペンキを大量に消費しました。
次は、別のプライマーを使ってみたいと思います。
皆さんも、このプライマーが良いよなどのありましたら、コメントで教えてください。