ZE2 インサイト ロアーアームブーツ交換

ZE2 インサイト ロアーアームブーツ交換
はじめに
先日、タイロッドエンドブーツを交換して足元リフレッシュを果たした、うちのホンダ・インサイト ZE2(もちろん、15年選手、20万キロオーバーのあの鉄人です!)。
「これでしばらく安泰!」と思っていたのも束の間… 次なるチェックポイント、ロアアームのボールジョイントブーツも、やはり長年の地球踏破のダメージには耐えられず、パックリとヒビ割れを発見してしまいました!😱
ロアアームは、車の足回りの**「要」**とも言える重要なパーツ。ここが傷むと、せっかくの20万キロ越えのド根性も、ガタガタの足元では台無しです!
というわけで、今回はインサイトの**「大腿骨の付け根」とも言えるロアアームブーツの交換に挑戦。前回よりも少しだけ手ごわい作業になりますが、愛車のシャキッとした走りを取り戻すため、そして「あと5年は乗るぞ!」**という熱い決意のために、スパナを握ります🔧!
今回も、ベテランハイブリッドカーを労わる奮闘記を、ユーモアを交えてご紹介。**「愛着ある車を長く乗りたい!」と願うすべての同志と、「え、まだ乗ってるんですか?」**と心配してくれる優しい皆さんに捧げます!
必要な道具
- マイナスドライバー
- ジャッキ
- リジットラック
- 19㎜レンチ
- ウォーターポンププライヤー
- 輪留め
- トルクレンチ
必要な材料
- ロアアームブーツ
- グリス
- ウエス
手順1: 車両をリジットラックに乗せる

- セイフティーファースト

- 何わなくともジャッキアップ

- リジットラックに乗せる
- 反対側も同様にジャッキで上げてラックに乗せます
- タイヤも外します
反対側も上げて、サスペンションをフリーにしておかないと、スタビライザーがねじれて、やりにくいです???
でもこのインサイトはロアアームにつながってないから平気かも。。。。
手順2: ロアアームのボールジョイントを外す

- キャッスルナットのゆるみ止めのピンを外します
ナットが緩みやすいように556たっぷりあげてます

- こんな感じに起こしてやって外します

- 19mmのレンチでナットを外します

- ボールジョイントセパレーターを咬ませて、少しテンションをかけてハンマーでアームをたたいて外します。
セパレーターだけで外そうとしてセパレーターのボルトを締め付けていくと、ボールジョイントのボルトが曲がったり、頭の部分がつぶれちゃったりして大変な思いをすることがあります
手順3: ブーツを新品に交換

- 古いブーツをマイナスドライバー等で外します
外側はきれいに見えるブーツも内側が割れています

- 古いグリスをウエスで奇麗に拭きとります

- 新しいグリスを擦り付けていきます
たまたまそこにあったモリブデングリス使ってますが、シャーシグリスとかで問題ないと思います

- 新しブーツをかぶせる
- プライヤーなどで根元までブーツをかぶせる
奥を手で押さえて手前をプライヤーでつまむようにすると入りやすい

- しっかり根元まではまるように念入りに、マイナスとライバーなどで押さえる
くれぐれもブーツを切らないように細心の注意を払って
手順4: ロアアームを元に戻す

- ボールジョイントのボルトをナックルの穴に戻す
- 下からジャッキで少し持ち上げてやる

- ナットを絞める
- ピンをナットの溝とボルトの穴に通して固定する
ナットを絞めるときにナットの切れ目とボルトの穴位置をよく見てナットを絞めつける
手順5: タイヤをつけて車両を着地させる

- ジャッキアップ
- リジットラックを外す
- タイヤをつける
- ジャッキダウン
- トルクレンチでホイルナットを絞めつける
さいごに
タイロッドエンドブーツに続き、今回はロアアームブーツの交換、これにてミッションコンプリートです!
前回よりも少しだけ手ごわく、愛車への熱い思いとハンマーの振動をしっかり感じながらの作業となりましたが、これでインサイトの足回りの**「ブーツ」はツインで新品に! 割れていたブーツを見ると、やはり「20万キロ分の苦労」が滲み出ていましたが、真新しいブーツのハリツヤを見れば、気分はまるで新車納車時**のようです(錯覚です)。
愛車の足回りを担う重要な部品のゴムが守られたことで、また安心して地球を闊歩できる(大げさ)というものです。この地道な「延命治療」が、愛着のある車を長く、そして安全に乗り続けるための唯一無二の答えだと信じています。
これでまた、うちのド根性カー・インサイトの物語が続いていきます。
「古い車だからもう終わり?」
いいえ、適切なケアがあれば、愛車は何度でも青春を取り戻せる! 乗りたい車に乗り続ける、その幸せを噛みしめながら、さあ、次の整備まで元気に走るぞ!✨
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