HONDA insight ブレーキパッド交換

HONDA insight ブレーキパッド交換

はじめに

車のブレーキパッドは、身をすり減らして私たちを安全に目的地まで運んでくれる手助けをしてくれます。
そんなブレーキパッドもすり減るとお別れの時が来ます。もうちょっと行けるもうちょっと行けると思いがちですが、私もそうです。
まだいける、まだいけるといってるうちにキーキーうるさくなってしまうので、うるさくなる前に交換しちゃいます。

必要な材料、工具

  • ブレーキパッド
  • ブレーキパッドシム用グリス
  • 12㎜メガネレンチ 19㎜スパナ
  • ガレージジャッキ(車載ジャッキ)
  • ジャッキスタンド
  • 19mm ボックスレンチ(車載工具)
  • CRC(556、DW40 とか)
  • ウエス
  • パーツクリーナー

手順1 タイヤを外す

車両をジャッキで持ち上げる前に、19㎜のボックスレンチでホイールナットを少し緩めておく(完全に外さないこと)ことをお勧めします。タイヤが浮いてしまうと、ナットを緩めにくくなってしまいます。

  • ジャッキを車のフレームの補強してあるところに掛けてジャッキを回します。
    いつもは、ガレージジャッキを使うのですが、今日はスペースが荷物に占領されていて砂利だったので、車載ジャッキを使ってます。
  • ジャッキアップしたら、万が一のために外したタイヤを車の下に入れておきましょう

手順2 キャリパーを外す

  • 赤丸のボルトを12㎜メガネで緩めていきます
    供回りしてしまう場合は、19㎜スパナを内側のナットのようなとこにかけておきます
  • ボルトを緩めたら下側から持ち上げるとブレーキパッドが見えてきます
  • こんな感じで、吊っておくと作業しやすいです。
    ワイヤーを使っていますが針金ハンガーとか、のほうがぶら下げやすいかなと思います。
  • ブレーキパッドを取り外します。
  • 新品のブレーキパッドと取り外したブレーキパッドです

手順3 キャリパーのピストンをもどす

  • 古いブレーキパッドとメガネレンチをてこの様に使えば簡単にピストンは戻ります。専用の工具もありますが、片押しのキャリパーはこれで十分だと思います。
    なんやかんやいう人もいるかと思いますが、あえてこれでやってます。
  • キャリパーピストンを戻す時に、ブレーキフルードの補充をしていると、マスターシリンダーのリザーブタンクから、ブレーキフルードがあふれ出てくるので、ウエスなどで受けれるようにしておきましょう。ボディーの塗装を痛めてしまう可能性があります。
    スタンドでのブレーキフルードの補充だけはしないほうがいいです。

手順4 新しいブレーキパッドの準備

  • 新しいブレーキパッドを取り付ける際に鳴き止めのグリスとシムをパッドにつけます。
    シムは古いのから取り外し流用します。
    自分は気にしませんが気になる方は、パーツクリーナーなどでシムの掃除をするとよいと思います。
  • 内側のパッドはなぜかシムが2枚
    ピストンの当たるところにもグリスをつけます。
  • 写真ではわかりずらいですが、キャリパーとパッドの擦れるとこ(ブレーキパッド端部の四角くとび出たとこ)にもグリスをつけます

手順5 ブレーキパッドをキャリパーにつける

  • 元入っていた時の様にキャリパーにブレーキパッドを戻します
  • ブレーキパッドの小さな穴にスプリングを入れます

手順6 キャリパーを元の形に戻す

  • キャリパーの確認窓から新しいパッドがみえます。さすがに新品たっぷりあります。
    でもまだディスクとパッドの間に隙間がありのもみえますね
  • キャリパーを戻したらボルトで固定します
    手順2で外したボルトを元に戻しますが供回りしてしまうこともあるので、相手のほうを19mmのスパナで押さえて締めます

手順7タイヤをつける

  • タイヤをつけます。ホイールナットの内側ににオイルスプレーをかけて鉄粉や砂などの異物を取り除きます。砂などが噛んでしまうとねじ山を痛めたりしてしまうので
  • タイヤをつけて接地させたら完済です、と思いきや
    手順6のキャリパーの隙間が空いていましたがこのままだと、ブレーキを踏んでもブレーキが利かずに止まれません
  • 車両を着地させて、ハブボルトを締めたら、エンジンをかけブレーキペダルを固くなるまで踏みましょう
    そうすることで、隙間がなくなり新品のブレーキパッドも良い仕事をしてくれるようになります

さいごに

さて、これでブレーキパッド交換の旅もここまでです。これで快適なカーライフを続けて過ごすことができます。
次の冒険は何をしますか?

ちなみにですが、ガソリンスタンドなどで「ブーレーキフルード減ってますね、入れておきましょうか?」という言葉を聞くかもしれませんが、ブレーキオイルは基本的には減りません。パッドが減ってピストンの部分にフルードが残っているだけです、今回の交換の時にピストンを戻しましたが、ピストンを戻すとリザーブタンクの中にフルードもも戻ってきます。万が一間違ってスタンドで補充してしまうと、ピストンを戻した時にあふれ出てきてしまいますので、スタンドではきっぱりと断りましょう。

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