ダッジバン1500 ウィンドウレギュレーター交換
ダッジバン1500 ウィンドウレギュレーター交換
はじめに
ある晴れた日のこと、ダッジバン1500のウィンドウが、まるで魔法の力が切れたかのように突然動かなくなりました。以前から症状はあった物の割としっかりしまっていたので、「ちちんぷいぷい、閉まれ胡麻!」とか言いながら閉めていましたが、とうとう魔法も聞かなくなってしまって窓が開いたまま閉まらなくなってしまいました。でも、心配ご無用です。今回は、まるで魔法の力が復活したかのように滑らかに開いたり閉まったりするように、ウィンドウレギュレーターの交換方法をお教えします。楽しく作業を進めていきましょう。
まずは、ウィンドウが動かなくなった原因を探りましょう。まるで探偵になったかのように、ひとつひとつ確認していきます。時には、原因が予想外の場所に潜んでいることもありますが、大概はウィンドウレギュレーターという部品の劣化です。車によって形や方式が違うので単なるレールの曲がりとかもあります。今回はレギュレーターの寿命で樹脂部分が変形からのワイヤの乱巻きが原因です。
窓だ閉まらないという居住性に致命的な故障も、実は驚くほどシンプルで比較的簡単に修理できます。
この記事では、あなたの車の窓に再び命を吹き込む方法を、わかりやすく説明していきます。
必要な工具
- プラスドライバー P.H.2
- 内装剥がしバー
- トルクスレンチ 5mm
- 10mm レンチ
- 8mm レンチ
- ヘックスレンチ 6mm
必要な部品、材料
- ウィンドウレギュレーター
- 防水ブチルテープ
手順1 ドアの内装をはがす
- 黄マルのところをPH2のドライバーでねじを外します
- 緑マルのところは裏側で樹脂でできたピンでドア本体に刺さっているので下側から確認しながら、内装剥がしで外していきます
- スピーカーを8mmレンチで外します
- かなり強力なゴムのようなノリでくっついているのでできる限り破かないようにはがしていきます
手順2 ドアハンドルや配線を外す
- ドアハンドルや邪魔になる配線を外します
- ドアハンドルは5mmのトルクスレンチで止まっています
手順3 ウィンドウレギュレターを外す
- レギュレターがくっついているプレートを外します
10mmレンチでボルト4本で止まっています
- 外したプレートはまだ窓本体とボルトでつなっがています
外しやすいところまでプレートを下げると窓も下がってきますので
プレートと窓の間を上から覗くと固定位置が見えるので、黄マルのボルトを緩めます。 - 緩めたら、下にプレートをずらすと窓と分離します
手順4 ウィンドウレギュレターを新しいものに付け替えます
- 緑マル 10mmレンチでナットを外します
- オレンジ丸 6mmヘックスレンチで外します
- レギュレターを取り付ける際に、レギュレター側の窓との固定金物を右写真の位置で固定しておきます
- 新しいレギュレターを元ついていたように固定していきます。
- 新しいものは少しケーブルが短く、ケーブル固定の部品が元の位置に入らないので新たに穴をあけてそこに固定しました
手順5 ウィンドウレギュレターをドアに取り付ける
- ドアに取り付けたら窓をウィンドウレギュレターの固定金物の位置まで、おろしてきてちょうどよい位置でボルトで締め付けます
- 配線などを元の様に繋いで固定します
- 固定したら、窓がきちんと開閉するか確認しましょう
手順6 ドアパネルを戻します
- 両面ブチルテープを細く切って、ドア内側のビニールシートを止めていきます
- スピーカーをつけて、ドアパネルをはめ込んでハンドルなども固定したら出来あがりです
さいごに
いかがでしたでしょうか?
これで、以前の様に呪文を唱えなくても、快適に窓の開け閉めができるようになりました。
これであなたも車の窓修理の達人です。胸を張って「魔法の言葉じゃなく、マジックハンドで直したよ」といってください。
あなたもウィンドウの修理に成功したエピソードや、今回の作業で感じたことをコメント欄でシェアしてみませんか?お待ちしています!