タイヤ交換

タイヤ交換
はじめに
季節の変わり目になると、関東地方ではめったに雪は降らないのですが、あちこちに行くことが多いので、春と秋には毎年夏タイヤから冬タイヤに交換します。交換しとけば、出先での急な雪などにもドキドキしなくて済みます。タイヤ交換といっても、タイヤの組み換えではなく、車両に脱着するだけなので、まったく難しいことはありません。
必要な道具、材料
- タイヤ
- 輪留め
- ガレージジャッキ、車載のジャッキ
- ボックスレンチ
(車メーカーによりサイズが違います17㎜~21㎜) - トルクレンチ(なくても平気)
- インパクトレンチ、インパクトドライバー(エアー、電動)
(あるととても便利です。なくても問題ないです)
手順1 ホイールナットを緩める

- 外すタイヤと反対側のタイヤに輪留めをかけておきます
「セイフティーファースト!」 - 車両が着地した状態でナットを少し緩めます
着地した状態で緩める理由は、完全にタイヤを浮かせてしまうと、ナットが回らないでタイヤが回ってしまい、超絶緩めにくくなります
手順2 ジャッキアップ

- 車載ジャッキをタイヤの車両センター側の補強されている部分に掛けます
大体の車両はレールのようなところに切り欠きがあってそこに、ジャッキをかけます。一部の海外製の車両やラダーフレームの車両は別の場所にジャッキをかけるところがあるので、よく探してみてください

- 車載工具にはこのような工具も入っていて、ジャッキを回しやすくしてくれます。たいていのパンタグラフジャッキは真ん中のネジを右回しでUP、左回しでDOWNです。
手順3 タイヤを外す

- ジャッキで持ち上げたら、ホイールナットを外します
(オッ!と手が滑ってレンチとナットが落ちてしまいました)
こんなことにならないように注意してください

- 外れました
手順4 交換するタイヤをつける

- ハブボルトとホイルの穴を合わせてタイヤをはめます。
ヨーロッパ車とかはハブにボルトが立ってなく、ホイールナットでなくてホイールボルト?(というの?)ボルトをハブにねじ込むタイプです。

- ホイールナットを閉めていきます。
- 占めるときは写真の順番の様に一つ付けたら次は遠いところのナットを絞めていきます
(この順番でなくても、とにかく次は遠いところのナットに) - 締め付けはここではきつく締めなくてもOKです、ホイルがハブに密着するくらい締めてあれば大丈夫です
(理由は緩めた時と同じで、タイヤが回ってしまって超絶締めにくいからです)
手順5 車両を着地させる

- ジャッキを左に回して、車両を着地させます
手順6 ホイールナットを本締め

- トルクレンチなどを使ってホイルナットを締めます
(トルクレンチなどがなくても、緩めた時と同じくらいの力で締め付けてください。締めるときに、足でレンチに乗って締め付けたりすると、ハブボルトをねじ切ってしまうこともあるので、極力やらないほうがいいです) - 締め付けトルクは下記の表のようになっているようです

一回一回そろえるのは面倒なので、私は100Nmで家の車はみんなやっちゃってます
- これで交換は終了ですが、空気圧のチェックも忘れずにしてください
さいごに
どうでしたでしょうか?
タイヤ交換は、突然のパンクの時にJAF呼ぶのもいいですが、来るまでに時間がかかったり、料金も高かったりとしますので、ぜひ皆さん自分でやってみてください。
交換した際に普段面倒で見ない空気圧もチェックできるいいチャンスだし悪いことが一つもないですね。
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