インサイト ZE2 タイロッドエンドブーツ交換

インサイト ZE2 タイロッドエンドブーツ交換
はじめに
「え、まだ乗ってるんですか?」って言われること、早数年。
ホンダのハイブリッド車インサイト ZE2が世に出てから、はや15年以上! 人生で言えばすっかりベテランの域、うちの相棒に至っては地球を20万キロ以上も走破し、もはや「地球一周なんて朝飯前」な鉄人ぶり💪。
なのに、これまで大きなトラブルもなく(もちろん細かいのはありますが、愛嬌です!)、今日も元気に走ってくれるド根性カーなんです。
そんな頑張り屋さんの彼(彼女?)ですが、さすがに歳月には勝てず、足元のブーツがちょっぴりお疲れモードに👢。「タイロッドエンドブーツ」のゴムがパックリ割れて、まるで「そろそろメンテしてよ!」と口を開けているようではありませんか!
今回の記事では、このシニアの域の・20万キロ越えの愛車を労わるべく、タイロッドエンドブーツの交換にチャレンジ🔧。大した作業ではないけれど、愛車への感謝と、これからも長く付き合っていきたいという熱い思いを込めて、ちょっとおふざけを交えつつ修理の様子をお届けします!
**「ウチのインサイトもそろそろ…」**という同志の皆さん、そして「物持ち良すぎ!」とツッコんでくれる心優しい皆さんも、ぜひ覗いていってください!
必要な道具
- 14㎜レンチ
- ボールジョイントセパレーター
- マイナスドライバー
- ウォーターポンププライヤー
- 輪留め
- 19㎜レンチ
- リジットラック
必要な材料
- タイロットエンドブーツ
- グリス
- ウエス
手順1: タイヤを外す

- セイフティーファースト
輪留めを後輪に

- ジャッキで車両を持ち上げる

- リジットラックに車両を載せます
安全第一 - タイヤを外します
インパクトを使えば緩めず上げてもナット外せます
手順2: タイロットエンドのボールジョイントを外す

- ナットのゆるみ止めの、割ピンを外します

- ラジオペンチ等を使って外します

- 14mmのレンチでナットを外します
ブーツのヒビが見えますね~
内側はぱっくり割れてます

- セパレーターとハンマーで外します

- ねじでテンションかけてものと、ハンマーでたたいて外すのがありますが、ハンマーのものが好きですね

- 外れました
手順3: ブーツの交換

- マイナスドライバーなどを駆使して、古いブーツを外します
- 外す時宙ぶらりんだと、外しずらいので元の穴に挿してます

- 右が外した古いもの、見るからに変形して疲れています
- 左は新品、肌艶もよく見るからに若々しい

- 古いグリスをウエスでふき取ります

- 新しいグリスを塗りつけます
たまたまあったモリブデングリスを使ってますが、シャーシグリスで十分だと思います

- 新しブーツをウォーターポンププライヤーを使って取り付けます
このときくれぐれもブーツ本体を摘まんじゃわないように注意してください。つまんで破いてしまったら、元も子もありません。
コツとしては、奥のくわえられないほうを手で押さえて手前のふちの固い部分をプライヤーで押さえつける感じです
手順4: タイロットエンドを元に戻す

- タイロットエンドを元の穴に入れます

- ナットを絞めて、割ピンで固定します
手順5: タイヤを取り付け車両を着地させる

- タイヤを取り付ける
- ジャッキで持ち上げて、リジットラックを外し車両を着地させます
- トルクレンチでホイルナットを絞めつけます
さいごに
というわけで、インサイト ZE2・20万キロオーバーのタイロッドエンドブーツ交換、これにてミッション完了でございます!
割れたブーツを見て、「ああ、ついに寿命か…」と一瞬感傷的になりましたが、新しいブーツを履かせた途端、なんだか足元にハリが出たように見えませんか?(気のせい?)これでまた、ブーツの中のグリスが守られ、安心してあと5年は走れる(はず)!
愛車の小さな悲鳴に気づいて、きちんと手当てをしてあげる。この地道な作業こそが、20万キロをトラブルなく乗り越える秘訣なんだと、勝手に悟っております。人間の体と同じで、老いは止められませんが、適切なケアで現役続行は可能ですからね!
インサイトさん、これからも、私を、そして地球を(20万キロ以上)よろしく頼むぜ!
「古いから、もう買い替えろ」?
いやいや、愛着とハイブリッドの燃費はプライスレスですよ!✨
DIYの輪を広げよう!あなたの経験が誰かの役に立つ!
今回のプロジェクトは、いかがでしたでしょうか?
この記事を参考に、無事に作業を終えられた方も、もしかしたら新たな発見があった方もいるかもしれません。
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